『図画工作』
そう、小学校の時の科目ね。
その思い出を語ろうかと。
2年から担任の先生じゃなく、担当の先生になった。
えらく声が低くて「こいつは怒らせたらヤバイ!」と本能的に感じ取れるような先生でした。
土粘土で動物を作って焼く、ということをやってた時。
みんな資料として図鑑の動物をモデルにした。
おいらもポケット図鑑のアカウミガメをモデルに作ったさ。
そんで、これでいーすか、と持ってって見せるわけね。
でもその先生は前のヒレが気に入らないのか、「ここはこうね」といじっちゃうのよ。
そのほか、細かい仕上げをしてまた持っておいで、と返される。
しかしいじられた前ヒレがおいらも気に入らなくて、また同じく変形させたのさ〜。
他の仕上げもして持っていくと、やっぱりいじられて先生の気に入った形に改造された…。
結局そのまま焼かれてしまった。
もちろん出来としては気に入らないので、おかんに押し付けるように「プレゼント」して、未だに化粧台の上に乗ってる。
彫刻刀がまだ使わせて貰えなかった学年の頃も、やっぱり同じ図画工作担当の先生だった。
彫刻刀は使えないので、5ミリくらいある厚紙をカッターと言うか刃物で彫って版画にするってのをやってた。
テーマは昔話・おとぎ話とかだった。
それでね。
たまたま読んでたマンガ雑誌かぐや姫がテーマでもあるギャグ漫画*1があってねー。
その中の大ゴマを、丸写しして製作したバカはこのおいらさ…。
先生も何がなんだかわからないテーマに「一体何を描いたんだ…」とブツブツ言っていた。
せめてもうちょっと判り易いコマにするべきだったと、今でもちょっと思ってる。